外国為替市場において、日本円の先安観(今後さらに円安が進むという見方)がかつてないほど強まっています。対ドルの円相場は、一時1986年12月以来およそ39年半ぶりとなる162円台に下落し、市場関係者のみならず一般の家計や企業の経営にも大きな衝撃を与えました。 これまで政府・日銀による追加の為替介入への警戒感から、特定の水準で膠着状態を保っていた円相場ですが、市場の圧倒的な売り圧力によって心理的な節目を突破した形です。さらに、今後の政府の対応次第では「1ドル=170円台」へのさらなる下落も現実味を帯びてきた ...